peach's blog

障がい者の目線でいろんな記事を書いています。

注目♥美人盲目ランナー!

こんにちは。peachです。

みなさん”オリンピック”と同時に開催の”パラリンピック”はご存じでしょうか?

”オリンピック”は健常者のアスリート選手が出場しますね。”パラリンピック”は、身体障がい者のアスリート選手が出場する「もう一つのオリンピック」ともいえます。

 2016年9月7日から9月18日までブラジルのリオデジャネイロ市で開催される、第15回夏季パラリンピックまであと半年ちょっとです。

そのリオデジャネイロパラリンピックに出場する選手の一人である、盲目ランナーを今日は紹介します。

 

◇盲目ランナーは『道下美里』さん

道下美里さんはとても美人な盲目ランナーさんです。

彼女はもともと健常者として産まれ、中学生の時に『膠様適状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー』という病気を発症し、視覚障がいをお持ちです。

みなさん『膠様適状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー』という病気について耳にしたことがあるでしょうか?少し説明しますね。

 

 ◇『膠様適状角膜ジストロフィー』とは?

日本で最初に報告された病気で、日本人には多いが欧米ではまれな遺伝性の病気です。発症の原因となる遺伝子は特定されていますが、遺伝子レベルでの治療は研究中のため確立されていないそうです。

幼少期から、アミロイドという繊維状の異常物質が角膜(黒目の表面の厚さ0.5mmの透明なドーム状の膜)の表面近くに沈着します。乳白色で半透明の混濁のでこぼこが沈着するため、視覚に障がいが出ます。

進行すると目の痛みを感じたり、まぶしさが強く感じられるのが特徴です。再発性角膜びらん(何回も角膜びらんを繰り返す)も生じます。

診断は、家族歴や検査、血液採取での遺伝子検索などが行われるようです。

 

◇盲目になってからマラソン開始

陸上に出会い「目が見えなくても走れる」と知ったのが、盲目ランナーになるきっかけのようです。

道下選手には、50cmのロープを握り合って一緒に走る伴走者がいます。視覚障がいのランナーをサポートする重要な存在です。

【伴走者のルール】

●2人の伴走者が認められ、10km・20km・30kmのいずれかで交代        ●競技者の前方1歩以上先行してはいけない                                  ●「がんばれ」など応援のような精神的な援助は不可

伴走者の工夫や伴走者との信頼関係があるのもありますが、道下選手に目標に向かう不屈の精神があるから、マラソンに挑戦しつづけることが出来るのだと思います。

これまでの努力が実って2015年4月のロンドンマラソンで、リオデジャネイロパラリンピックへ出場内定が決まったのです。おめでとうございます!!

ぜひみなさんで”美人盲目ランナー”道下美里さんを応援しましょう♪

 

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