インフルエンザの知識を身につけよう！①

おはようございます！peachです♪

寒さが戻り、インフルエンザも本格化して各地で患者が増えてきていますね。

2009年に「新型インフルエンザ」も大流行しました。今日はその「インフルエンザ」についてお話します。健康のためにお読みいただけたら嬉しいです♪

◇インフルエンザの種類

人に感染するインフルエンザウイルスには、A型・B型・C型の3つがあります。現在流行の中心となっているのはA型とB型です。

「季節性インフルエンザ」の原因となるのは、A（H1N1）亜型、A（H3N2）亜型（香港型）、B型の3種類となります。

A型は症状が重篤になる傾向があり、死に至ることもあります。また感染力が強いため、大流行（パンデミック）を起こしやすいです。

B型は、A型よりも症状が比較的軽く、限られた地域で流行するケースが見られます。

C型は鼻かぜ程度の軽い症状ですむことが多いウイルスです。

◇新型インフルエンザ

2009年に世界中で流行したいわゆる「新型インフルエンザ」は、A（H1N1）亜型というものでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また鳥や豚などから新たに人間へ感染するようになったものや、かつて世界規模で流行しながら、その後、長期間流行することなく経過し、現代の国民が免疫を持っていないインフルエンザのことを言います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上記の「季節性インフルエンザ」と異なり、ほとんどの人がその免疫を持っていないため、世界的大流行（パンデミック）となる恐れがあります。　　　　　　　　　　　　過去には、香港かぜやスペインかぜなどの世界的な流行で多くの死者を出しました。

◇インフルエンザの感染経路

主に咳やくしゃみなどで飛沫感染、接触感染でうつるといわれています。満員電車では特に周囲との距離が近くなりますので、感染源のひとつになりやすいです。　　　　　予防とエチケットもかねて、マスクを装着することを推奨します。”感染しない・感染させない”という意識は周囲への思いやりにつながりますよ♪　　　　　　　　　　　　　特に小さいお子さんは免疫力が弱いので、辛い思いをさせたくないですね。

◇風邪とインフルエンザの違い

風邪とインフルエンザの違いを知りましょう。症状も原因も異なっています。
「風邪」の症状…のどの痛み、鼻水、咳（せき）などの呼吸器の急性炎症が起き、発熱や頭痛、食欲不振などが起こることもあります。健康な人でも年に数回程度かかるとされます。

「インフルエンザ」の症状…普通の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴です。インフルエンザに感染すると、1～5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れ、とてもしんどいです。健康な人であれば、その症状が3～7日間続いた後、治癒に向かいます。気管支炎や肺炎を併発しやすく、脳炎や心不全になる場合もあります。

◇インフルエンザワクチンの接種

１１月中にインフルエンザワクチンの接種を推奨します。年齢によってワクチン接種の回数が異なってきます。

【13歳未満】原則2～4週間の間隔をおいて２回接種します。

【13歳以上64歳】基本は１回ですが、2回接種するかは医師と相談してください。

【65歳以上・感染経験者】１回の予防接種で十分な免疫力が得られるとされています。

◇インフルエンザワクチン接種の効果と費用

効果は接種日より２週間後から現れ、５ヶ月間持続するといわれています。

65歳未満の健常者では70～90％の発病予防効果があり、合併症の併発や高齢者の死亡を減らす効果があることが知られています。

行政もワクチンの接種を推奨しています。65歳以上の高齢者とともに、60～64歳で心臓や呼吸器系、腎臓などの基礎疾患を持つ人をワクチン定期接種の対象と、法令により定めています。市町村による費用補助の対象になっている場合もあります。

自己負担で１回／およそ3000円～5000円程度です。

ご家族に心臓や呼吸器系、腎臓などの基礎疾患を持つ人がいらっしゃいましたら、ワクチン定期接種を推奨して体を大事にするように気遣ってください。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊