インフルエンザの知識を身につけよう!②
こんばんは。peachです♪ 今回は、前回の記事の続きです!
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前回の記事では、『インフルエンザ』の「種類」「新型」「感染経路」「風邪との違い」「ワクチン接種」「効果と費用」についてお話させていただきました。
②では、『インフルエンザ』の「検査方法」「発症したら」「治療方法」などについて触れていきたいと思います。
◇インフルエンザの検査方法
インフルエンザウイルスに感染しているかどうかを調べる方法として
①インフルエンザウイルスがいるかどうかを調べる
②体内にインフルエンザウイルスに対する抗体ができているかを調べる
という2つの方法がありますが、①がほぼすべての医療機関で行われています。
「迅速診断法」という方法ですが、「迅速診断キット」と呼ばれる検査器具を使用して、鼻からの拭い液(検体)をとってウイルスを調べます。インフルエンザA型、B型を検査でき、10分以内で結果を知ることができます。
*ただし、発症直後の12時間以内の場合は、体内のウイルス量が少なく陰性と判定されることがあり、発症翌日に再検査をして確認することもあります。なので、発症を疑って検査を受けさせたいときは、まず12時間は周囲と隔離して様子を見て、病院に連れて行くことをおすすめします。
◇家族がインフルエンザを発症したら~発症中の7つの対策~
家族がインフルエンザにかかった時は、気を付けて看護する必要があります。
●生活する部屋を分ける
インフルエンザにかかった人は、家族とは別の部屋で安静にして休養と十分な睡眠をとりましょう。家族と離れることで、家族に感染させないよう気を配りましょう。また、隔離した部屋にウイルスが充満した状態にならないよう、こまめに換気をしましょう。1時間に3回ほどが目安です。
●空気を乾燥させない
インフルエンザウイルスは、湿度の低い乾燥した環境を好むといわれています。加湿器などがあれば、湿度を50~60%程度に保つようにしましょう。
●看護は決められた一人だけがする
インフルエンザにかかったと分かった時は、隔離した部屋に入ってはいけない理由を事前に他の家族に説明しておく必要がありますね。一家全員がウイルスに感染してしまうと大変なことになります。そうならないように看護をする人を一人決めて、看護する人以外はできるだけ接触しないようにしましょう。
●看護をする人も患者さんも、常にマスクは着けたまま
看護をする人も、インフルエンザの患者も常にマスクを着けましょう。咳やくしゃみによって飛沫感染するので、しっかり不織布製マスクを着用してください。患者さんにはトイレに行くときなど、休んでいる部屋から出る際にもマスクは着けたままにすることを説明してください。風呂場で使うタオルなども共用しないようにします。
●フタ付きのゴミ箱を使用する
ウイルスとの接触をできるだけ避けるために、鼻をかんだティッシュペーパーを捨てるゴミ箱は、フタ付きのものを使用するのが望ましいです。ティッシュペーパーはビニール袋などで密封すれば、感染リスクをより低くすることができます。看護をする人は、そのティッシュペーパーに触った後は、必ず石鹸で手を洗うようにしてください。
●水分補給を常に心がける
高い熱が出ているので、脱水症状にならないように水分補給をこまめにとらせます。お茶やスープなども可能です。
●医師の指示に従い、許可が下りるまで外出はしない
一般的には、インフルエンザ発症前日から、発熱して5日間は、鼻やのどからウイルスを排出するといわれているため、その期間は外出を控える必要があります。人混みや繁華街への外出を控え、学校や会社に無理して行かないようにしてください。
学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」がインフルエンザによる出席停止期間です。 *ただし、病状により学校医その他の医師が「感染のおそれがない」と認めたときは、この限りではありません。
会社などもこれを参考にしながら医師に相談しましょう。病状により、感染のおそれがないと認められれば、もっと早く外出できることもあります。
※小児の場合、急に走りだす・部屋から飛び出そうとする・ウロウロと歩きまわるなどの異常行動を起こす可能性があります。自宅療養の場合、少なくとも発症から2日間、できれば解熱するまではお子さんが1人きりにならないように配慮してください。
◇インフルエンザの治療方法
抗インフルエンザウイルス薬は、①タミフル、②リレンザ、③ラピアクター、④イナビルと種類があります。
抗インフルエンザ薬の効果は、症状がではじめてからの時間や病状によって異なるため、使用する、しないは、かかりつけの医師の指示に従ってください。
この薬は、発症から48時間以内の早期に服用すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからのウィルス排出量も減ります。2日以降に服用すると十分な効果は期待できないため、効果的な使用のためには用法・用量・期間を守ることが大切です。
◇インフルエンザの予防方法
①インフルエンザワクチンを接種する
②毎日、手洗い・うがい・不織布製マスクを着用する
上記による予防が一番です。でも感染力は強いので感染してしまうこともあります。
★風邪と間違わないように、「38度を超える急激な発熱」・「強い倦怠感」・「寒気」などの症状があるときには、インフルエンザの可能性を考えてみましょう。 検査で陽性だった場合、発症から48時間以内に適切な抗インフルエンザ薬を服用すると、早期に回復が見込まれます。
* 外出時のマスクと帰宅後に必ず手洗い&うがいを徹底することをおすすめします。お気に入りのマスク、石鹸やハンドソープがあると手洗いやマスクをするのが苦じゃなくなるので、お気に入りのものを探してみるのもいいですね♪
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