『歯』について知ろう!~口臭編~
こんばんは!peachです♪
みなさん『歯』を大事にしていますか??ついつい歯磨きを怠っていませんか?? 前回、虫歯の進行と歯磨きをさぼった場合について記事にしました。 *前回の記事はこちら↓
今日は『口臭編』です。健康のためにお読みいただけると嬉しいです♪
◇口臭が気になる人の割合
自分の口臭が気になる…78% 他人の口臭が気になる…82% というデータが出ており、約8割の人が口臭を気にしているということが分かります。
◇スメルハラスメントとは
最近、社会問題化しているスメルハラスメントとは、「スメル=臭い」「ハラスメント=嫌がらせ」から由来しています。口臭による臭いも周囲に不快感を与えてしまいかねないので、気を付けましょう。
◇口臭の種類と原因
1.生理的口臭
・起床直後・空腹時・緊張時は唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物が増えるために起こります。また、加齢による口臭の増加および女性の生理にともなう口臭の増加が報告されています。これらは健康な人でも発生する口臭で、歯磨きや食事をすることにより減少します。 ・*舌苔は口臭と関連しており、主要な発生部位となります。 *舌苔:舌の表面に灰白色~褐色に見える苔状のもので、はがれた細胞や細菌、食べカスなどが付着したものです。
2.外因的口臭
・ニンニク、ネギなどの有臭食品・酒・タバコなどによる口臭で、多くは時間の経過とともに弱まります。
3.病的口臭
★口腔由来…歯周病・進行した虫歯など、口腔内にある原因で起きる口臭です。 ★全身由来…鼻や喉の病気・呼吸器系・糖尿病などの病気が原因で起こる場合もあります。
4.心因性口臭
口臭検査でも口臭が認められない者で、本人だけが口臭があると思い込む口臭です。 自臭症とも言われます。ストレスや精神的に不安定な場合に多く見られます。
◇口臭予防のポイント
1.歯ブラシ、歯磨き剤、歯間清掃用具を使って口の中を清潔に保ちましょう。 2.歯科医院で定期検診を受け、歯周病や虫歯にかかっていないか診て貰いましょう。また、歯石除去や専門家による歯の清浄を受けましょう。 3.緊張やストレスをためないよう心がけ、規則正しい生活をしましょう。
◇清浄のポイント
口臭予防の基本は口臭のもととなる汚れを落とし、清潔に保つことにあります。
◎ブラッシング:プラーク(歯垢)除去が基本です (1)歯を裏側・表側・かみ合わせの面に分けて磨きましょう。 (2)磨き残しをなくすために、磨く順番を決めて磨きましょう。 (3)寝る前のブラッシングでは、とくに丁寧に磨くようにしましょう。
◎歯間清浄:歯と歯の間のプラークは歯ブラシだけでは除去できません (1)歯と歯の間の隙間(歯間)は、歯間清浄用具を使って清浄しましょう。 (2)1日1回は歯間清浄を行いましょう。 (3)歯の隙間の状態に応じてデンタルフロス・歯間ブラシを使い分けましょう。
◎舌清浄:舌の上にたまる舌苔は細菌などの汚れで、生理的口臭の主な発生源です 舌を見て、舌苔がついている場合は舌を清浄しましょう。
<方法> (1)鏡で舌苔が付着している所を確認する。 (2)舌苔が付着している部分に歯ブラシを横にあてる。 (3)奥から手前に向かって、軽い力で3回くらい動かして清掃する。 ★舌は柔らかい組織です。舌の表面を傷つけないように軽い力で清掃しましょう。
◎その他:洗口剤・口中清涼剤の使用 口の中を爽快にさせるだけでなく、口臭のもとを洗浄・除菌・マスキングして口臭を予防します。口臭が気になる時に使用しましょう。
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今回は『口臭』について記事にしました。約8割の人が気にしている口臭の対策は、やはり丁寧な歯磨き・歯間清浄(デンタルフロス・歯間ブラシ)の活用が大事です。 強く美しい歯を保つうえで口臭のケアも必要だと理解できたと思います。 また、歯や身体の病気が隠れていないかチェックしてみるのもいいかもしれません。 次回は、「歯周病」について記事にします。 また「peach's blog」をのぞきにきていただければ嬉しいです♪
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