peach's blog

障がい者の目線でいろんな記事を書いています。

『歯』について知ろう!~親知らず(第三大臼歯)編~

こんばんは!peachです♪

私たちの『歯』の一番奥に生えてくるとされている4本の親知らずは、別名で「第三大臼歯」ともいいます。抜歯する抜歯しないの選択をされたり、腫れた時の対処や生え方の位置などで悩む方もいらっしゃると思います。

今日は『親知らず(第三大臼歯)編』です。『歯』の健康のためにお読みいただけると嬉しいです♪

 

 

◇親知らずとは

私たちの歯並びの中で一番奥に生えてくる歯で、第三大臼歯ともいいます。親の手を離れ、物ごとの分別がつくようになった頃に生えてくることもあり、「親知らず」や「智歯(ちし)」とも呼ばれています。
生えてくる時期は一般に18~20歳ごろですが、個人差があり親知らずがもともとない人もいらっしゃいます。また、生え方によってはお口のトラブルの原因になることが多い歯です。

◇親知らずの特徴

(1)虫歯・歯周病になりやすい
一番奥に生えてくる歯なので、歯ブラシの毛先が届きにくく、プラーク(歯垢)の除去が難しい歯でもあります。そのため、虫歯や歯周病になるリスク(危険度)が高くなりやすいです。

(2)正常に生えない場合が多い
斜めに生えたり、横向きに生えるなど、正常に生えないことが多いといわれます。

(3)「智歯歯周炎」の発症
斜めに生えてきた時、歯と歯肉の間に袋状の隙間が出来ます。ここにプラーク(歯垢)や食べかすがたまると歯肉に炎症を起こし、腫れや痛みが出てきます。このような状態を「智歯歯周炎」といいます。
炎症が悪化すると口を開けづらくなったり、飲み込む時に痛みが走ったりします。

★智歯歯周炎の治療
腫れたり痛い部分の周りを洗浄して綺麗にします。腫れや痛みがひどい場合は、抗生物質や消炎剤を処方してもらえますので、早めに歯科医院へ行きましょう
*親知らずの炎症がおさまってから、抜歯などの処置をすることもあります。

(4)抜歯が困難
一番奥に生えてくるのと、正常に生えてきてくれないこともあるため、他の歯よりも抜歯が難しいことがあります。

◇親知らずの生え方&トラブル

 正常な向きに生えてくれないことが多いといわれる親知らず(第三大臼歯)。
生え方によってはさまざまなトラブルの原因になることがあります。

(1)正常な生え方の場合
他の歯と同じようにまっすぐに生えている場合は、トラブルがない限りは抜歯の必要はありません。ブラッシングでプラーク除去して、綺麗な歯を保ちましょう。

(2)傾斜して生えた、水平に生えた場合
斜めや横向き(水平)生えてきた場合は、隣の歯「第二大臼歯」を圧迫するようになります。また、正常な生え方ではないため汚れがたまりやすく、ブラッシングも他の歯に比べて難しいため、歯と歯の間に虫歯が発生しやすいです。
その場合は抜歯対象になる可能性も高まります。

(3)水平埋伏の場合
”水平埋伏”とは、顎の中で横向きの状態で生えてこない状態のことをいいます。
顎の中で隣の歯「第二大臼歯」を刺激して、歯の根や周りの骨を溶かしてしまう(!)ことがあります。この場合は第二大臼歯のこと考えて抜歯する必要があります。

◇親知らずに関するQ&A

Q.親知らずは抜かなければいけないの??

A.正常にまっすぐ生えてきて上下の歯がかみ合っている場合は、抜歯は必要ありません。ただ、斜めや横向きに生えてきた歯は隣の歯を圧迫するため、将来的に歯ぐきの炎症や虫歯などトラブルは発生する可能性が出てきます。正常に生えてこなかったら、歯科医院で診てもらって相談することをおすすめします。

Q.親知らずが腫れた場合はどうしたらいいの??

A.親知らずが腫れると痛みが発生します。歯を綺麗にしてからすぐに歯科医院へ行くことをおすすめします。抗生物質や消炎剤を処方してもらえます。ただ、腫れている時や痛みがある時は抜歯が出来ませんのでご注意ください。また、日頃から体調の管理に気をくばりましょう。体調不良になると親知らずが痛くなることもあります。

Q.親知らずと歯並びは関係ある??

A.顎の関係で生えるスペースが不足していると、親知らずが隣の歯を押していき、徐々に歯並びが悪くなります。また、歯並びの悪化はかみ合わせに影響します。
「歯並びがが悪くなってきた?」「かみ合わせに違和感があるな?」と感じたら歯科医院や矯正歯科医院へ相談することをおすすめします。

 ◇親知らずの磨き方

斜めに生えている、もしくは生える途中の親知らずを磨く時は、歯ブラシの毛先をしっかりと親知らず(第三大臼歯)に届くように入れて磨きましょう。

◎歯ブラシを斜めに横にして歯に当てて、小刻みに動かして磨きましょう。 

◎親知らずの手前の第二大臼歯の後ろ(第二大臼歯と親知らずの間)は、部分用清掃用の歯ブラシを使用して磨くと汚れを落としやすくなります。

  

*******************

今回は『親知らず(第三大臼歯)』について記事にしました。
「智歯歯周炎」に心当たりがあるなって方は、歯科医院に行くのをおすすめします。
昔の私はたまに「智歯歯周炎」を起こして抗生物質で治していました。歯列矯正のために親知らずを抜歯した現在は「智歯歯周炎」の症状が出なくなりました。(歯列矯正中なので虫歯にならないように、毎日歯磨きを念入りにしているのもあると思いますが…)
親知らずを抜くのに抵抗を感じる方もいらっしゃると思いますが、歯並びが悪くなってきたと感じる方・かみ合わせが気になる方・水平埋伏の可能性がある方は、将来のことを考えて歯科医院で相談してみるのもいいと思います。

次回は、私も実践中の「歯列矯正」について記事にします。                    また「peach's blog」をのぞきにきていただければ嬉しいです♪

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今夜放送【ハートネットTV】誰もがたすかるために(2)~避難所生活を考える~

こんにちは!peachです。

突然、東日本を襲った地震津波が起きてからもうすぐ5年がたちますね。 

*前回の記事はこちら↓

 

私は、『インクルーシブ防災』という考え方が当たり前になる世の中がくるといいなと感じています。日本は海外に比べて支援への関心や認知度が低いのが現実です。

*認知度UPのために読んでシェアして欲しい記事はこちら↓

peach8888.hatenablog.com 

”誰もがたすかるために”の第2回目は、「避難所生活」がテーマになっています。
5年前に突然起こった東日本大震災当時、津波から逃げて命からがらで避難所にたどりつけても、障がいの特性などによって、突然の避難所生活という環境変化に適応できなかった人もいたそうです。

 障がいにもよりますが、特性によって環境や周囲の人との共同生活への適応が難しいと感じる人がいるのは事実です。
どのような避難所作りが、障がい者・高齢者が体調を崩したり、避難できないことで命の危機にさらされることがなくなるような避難・避難所生活を送れる状態につながるのでしょうか…。

*【ハートネットTV】放送時間:20時00分~20時30分までやります*

さまざまな障がい者がいる世の中です。自分なりに出来ることを少しでも考えながら、ご覧になっていただければいいなと思っています。

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『歯』について知ろう!~知覚過敏編~

こんばんは!peachです♪

『歯』を大切にする事の重要性を知っていただきたく、これまでに様々な記事を書いてきました。食後に歯磨きの習慣や、生活習慣の見直しなどが大切なことが少しでも伝わっていればいいなと思います。ところで、冷たいお水を口に含んだら「痛い!」なんて思いをした方はいらっしゃいますか?私は以前になり、今は完治しました。

今日は『知覚過敏編』です。健康のためにお読みいただけると嬉しいです♪

 

 

 ◇知覚過敏とは

『知覚過敏』は、虫歯ではないのに冷たい水が歯にしみる感覚があったり、歯ブラシを当てて磨くと痛みが走ったりするのが特徴です。冷たい物や歯磨きによる刺激があるほかに、甘い物や酸っぱい物なども刺激物になり、知覚過敏の症状が出ます。

◇知覚過敏の原因 

痛みが起こる場所は、歯根部の象牙質が露出したところになります。露出の原因としては以下のものが考えられます。

(1)歯肉退縮…歯肉が下がって歯根面が露出することをいいます。
【原因】1.かみ合わせの異常
    2.歯周病の進行
    3.正しくないブラッシング(強い力をかける・歯ブラシを大きく動かす・
      かたい歯ブラシ使用)
    4.加齢 など とされています。

(2)くさび状欠損…歯肉が退縮した歯の根元に、かみ合わせの異常や強い力での
          ブラッシングなどで過度の力が加わると凹状の欠損を生ずる
          ことがあります。この根元付近の歯質の欠損のことです。

◇知覚過敏の発症メカニズム

歯の歯冠部はエナメル質で覆われていることは以前も説明しましたが、熱などの外部刺激から守られています。上記で説明していますが、かみ合わせの異常や歯周病などによって歯肉が退縮すると、歯根部が露出します。露出した歯根部には刺激が伝わりやすいので、しみたり痛みが起きるようになります。

◇刺激のメカニズム
1.象牙細管の中にある神経が直接刺激される
2.象牙細管の中にある痛みを感じる細胞が露出して刺激される
3.象牙細管内の組織液が変動して歯髄内の神経が刺激される

◇知覚過敏の予防と改善

(1)セルフケア(自分自身で行う予防)
歯を磨くときは、以下の3点に留意しましょう。
1.力を入れすぎないようにしましょう。
2.歯ブラシを細かく動かすようにしましょう。
3.歯肉退縮が起きている時は、歯の根元付近のプラークをしっかり除去することを
  心がけましょう。

(2)知覚過敏予防歯ミガキ剤の使用

露出した象牙細管の入口をふさいで知覚過敏を予防・症状緩和が出来ます。peach

 『シュミテクト』を1本使い終わるまで使ったらしみなくなって完治しました。
知覚過敏の症状が起きた時はぜひ使ってみてください。おすすめです。

(3)プロフェッショナルケア(歯科医院での予防・処置)を受ける

症状が長く続く場合は歯科医院で診て貰いましょう。peachも処置を受けてから
『シュミテクト』を1本使って治りました。
ちなみに、歯科医院での処置には以下の方法があります。
★フッ化物塗布 
★歯の表面にコーティング剤を塗布したり、*レジン充鎮を行って刺激を遮断する 
★原因となるかみ合わせの調整
*レジン充鎮:歯科用のプラスチックの白い詰め物) 

 

*******************

今回は『知覚過敏』について記事にしました。
優しく丁寧に、歯の根元付近を細かくブラッシングすることで、プラーク除去を意識しながら歯磨きタイムを過ごしていただければ、知覚過敏対策と強く美しい歯につながると思います。

次回は、「親知らず(第三大臼歯)」について記事にします。                    また「peach's blog」をのぞきにきていただければ嬉しいです♪

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速報!

こんばんは!peachです。

 

ろう者の店主が運営する『静かでうるさい居酒屋』が只今、テレビで放送中です!

以前にこちらのblogでも何度か取り上げています。手話が見られます♪

*過去記事はこちら↓

peach8888.hatenablog.com

 

peach8888.hatenablog.com

 

 

今夜放送【ハートネットTV】誰もがたすかるために(1)~避難 その時~

おはようございます!peachです。

最近のTV告知は、ほとんど【ハートネットTV】さんが多いですね(笑)
放送時間が短いのが惜しいほど、いい特集を放送してくれています。ぜひ多くの人に知って欲しい番組を扱っていらっしゃるので、お知らせするようにしています。
この記事を見てくれた方がまわりにすすめて、一緒にシェアして知識が広がるといいなと思っています。

 

 

今回の番組では、『インクルーシブ防災』というキーワードが出てきます。

障がい者や高齢者などあらゆる人の命を支える防災をめざすという考え方が、『インクルーシブ防災』です。

以前に取り上げていますが、東日本大震災時に分かった、支援を要する障がい者と高齢者の現実と課題から、彼らをどのようにして避難させたり命を支えるかを考える機会が設けられたのだと思います。
健常者と身体に重度の障がいをお持ちの方・高齢者の共生や支えあいが当たり前になる社会にむけての第一歩を踏むいいきっかけだと思います。

ぜひ、さまざまな人に見ていただきたいなと思っています。

*【ハートネットTV】放送時間:20時00分~20時30分までやります*

さまざまな障がい者がいる世の中です。自分なりに出来ることを少しでも考えながら、ご覧になっていただければいいなと思っています。

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『歯』について知ろう!~生えかわり時期の注意・ケア編~

 こんばんは!peachです♪                            

みなさん、『歯』を大切にしていますか??前回は『歯の生えかわり編』の記事を書きました。実は『歯』の生えかわりの時期は、特に注意しなければいけないことやケア方法を知っておく必要があります。

今日は『歯の生えかわり時期の注意・ケア編』です。お子さんの健康のためにお読みいただけたら嬉しいです♪

 

 

◇生えたての歯には積極的な虫歯予防が大切!

生えたての歯の表面は粗いため、汚れがつきやすいです。また、酸に対しても十分な抵抗力がないため、虫歯になりやすい状態にあります。小児から小学生のお子さんの歯には早い時期からフッ素を塗布するなど、積極的に虫歯予防をしてあげましょう。

◇乳歯の虫歯は放置しない!治療を受けよう!

以前の記事で、「永久歯」は「乳歯」の下で成長することを書きました。「乳歯」に虫歯が出来てしまった時に、”いずれは抜けて「永久歯」に生えかわるから治療しなくても大丈夫だよね”と思いこまないでください。「乳歯」の虫歯を放置するのはダメです!!「乳歯」の虫歯を放置すると、抜けた後に生えてくる「永久歯」の資質や歯並びに影響を及ぼしてしまいます!!「乳歯」が虫歯になってしまったら、歯医者さんにすぐ連れて行きましょう。

◇常に口の中をよく観察しよう!

「永久歯」が生えてきた時に「乳歯」が抜けそうになかったり、歯肉炎を発症していることがあります。日頃からお子さんの口の中をよく観察して、問題や疑問を感じたらかかりつけの歯医者さんにすぐ歯を診てもらいましょう。 

 ◇生えかわり時期のケア方法!

生えかわりの時期は、歯並びがデコボコしていて歯磨きが難しい時期です。また、生えたばかりの「永久歯」は酸に対する抵抗力が弱く、虫歯になりやすい状態にあります。歯磨きできちんとプラーク(歯垢)を落として、フッ素で歯を強くしましょう。

◇歯ブラシの当て方を工夫する!

生えかわりの時期は、生えている途中の歯があったり「乳歯」が抜けて隙間が出来たり、歯並びがデコボコしていたりで歯磨きが難しいので、歯ブラシの当て方に注意が必要です。お子さんがうまく磨けないときは仕上げ磨きをしてあげることが大事です。 仕上げ磨きをする時は、デコボコしている歯1本1本に歯ブラシを縦にあてて、毛先を上下に細かく動かして磨きましょう。生えかけで背が低い歯があるときは、歯ブラシを45℃ななめに横から入れて、細かく動かして磨きましょう。

◇フッ素の利用について!

フッ素には、歯の質を強くする(歯質強化)・歯から溶け出したカルシウムなどを再び歯に沈着させる(再石灰化の促進)・プラーク(歯垢)中で酸が作られるのを抑える(酸産生の抑制)などの働きがあります。これらは虫歯予防において重要なものです。利用方法として、フッ素塗布や洗口法の他に、歯磨き剤に配合されています。
*フッ素塗布・フッ素洗口については歯医者さんと相談してください。

◇定期的に通って歯医者さんに診てもらおう!

歯科医院に行くと、歯磨き指導や定期検診を行っています。半年に1度は行くなど決めておくと、歯をこまめにチェックすることが出来ます。また、フッ素塗布やシーラント(歯の溝に樹脂を埋める予防処置)をするのも虫歯予防に効果があります。

 

*******************  

今回は、『歯』の生えかわり時期で特に注意しなければいけないことや、ケア方法を記事にしました。お子さんの歯を大人がしっかり予防してあげることが大事になってきます!!ぜひ、お子さんの歯が虫歯にならないように気を遣ってあげてください。

次回は、冷たい水などがしみたりする「知覚過敏」についてです。                       また「peach's blog」をのぞきにきていただければ嬉しいです♪

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今夜放送【ハートネットTV】~生きる力を育(はぐく)む学校をつくりたい~

こんにちは!peachです♪

*今夜【ハートネットTV】で20時00分~20時30分までやります*

長野県上田市に、全国から注目を集める民間の教育施設があるそうです。

番組で取り上げてもらって放送されないとなかなかこういう情報を知れないですね。
今後もどんどん色んな特集をしていって欲しいですね。

 今回の主人公・長岡秀貴さんの著書です。興味ある方はクリックしてみてください。

        ↓

 

長岡秀貴さんは、不登校や引きこもりなど、学校や社会に自分の居場所を見つけられずに苦しんでいる人たちのために、長野県上田市に民間の教育施設を作られました。
昔に比べて便利な世の中になった反面、若い人の自殺が後を絶たない現実があり、地域に馴染めない人も増えてきている現代です…。
そういう人たちが引きこもらずに社会に出て行けるきっかけ作りは重要です。自分に自信をつけて自立していける人を育てる教育とはどのようなものでしょうか。

ぜひ、さまざまな人にご覧いただきたいなと思い、告知させていただきました。

長くなりましたが、お読みいただきましてありがとうございます

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