peach's blog

障がい者の目線でいろんな記事を書いています。

『歯』について知ろう!~歯列矯正編①~

こんばんは!peachです♪

前回は、私たちの『歯』の一番奥に生えてくるとされている4本の親知らずのことを記事にしました。そして、私が親知らずを抜歯していることも明かしました。そのきっかけとなった『歯列矯正』の紹介をしたいと思います。

*前回の記事はこちら↓

peach8888.hatenablog.com

今日は歯列矯正編①』です。『歯』の健康のためにお読みいただけると嬉しいです♪

 

 

歯列矯正とは

 歯列(一本一本の歯が歯槽骨の上に並んでいる状態のことで『歯並び』ともいう)の不正咬合(ふせいこうごう)を矯正することです。

◇不正咬合の種類

(1)上顎前突(じょうがくぜんとつ)

「出っ歯」「下顎遠心咬合」とも呼ばれています。
上顎の過成長もしくは下顎が上顎と比較して奥に引っ込んでいる歯列状態のことです。
★学校保健法で不正咬合と判断される基準…上の前歯が下の前歯より8㎜以上出ているものとされています。
有名なタレントさんもいますが、日本人では比較的『上顎前突』の方が多いとされています。 

(2)下顎前突(かがくぜんとつ)

「受け口」とも言います。骨格的に下顎が大きい状態のことです。
★学校保健法で不正咬合と判断される基準…3歯以上が上下反対の咬合になっている歯列とされています。
上下の前歯が前後逆に噛んでいる「反対咬合」になることもあるといわれています。

(3)開咬(かいこう)

開咬(かいこう)とは、奥歯でしっかり噛んでも前歯がかみ合わない状態のことです。
前歯がかみ合わないために上下の歯の間が開いてしまう歯列のことです。
稀に、逆に前歯をしっかりかみ合わせても奥歯がかみ合わないというケースもあるようです。
★学校保健法で不正咬合と判断される基準…奥歯をかんだときに上下の前歯が6㎜以上隙間(空隙)が出来るものとされています。
開咬は、歯列によるもの・骨格によるもの の2種類があるといわれています。
<原因>幼年期に指しゃぶりが長く続いていたこと など

(4)叢生(そうせい)

叢生とは、歯がデコボコに生えている状態のことです。「乱杭歯(らんぐいし)」や「八重歯(やえば)」とも言います。
叢生の仲間に「捻転(歯が正面を向かずに捻じれて生えている」というのもあります。
★学校保健法で不正咬合と判断される基準…歯が互いに4分の1以上重なり合うものとされています。
数10年くらい昔は、「八重歯が可愛い」といったアイドルたちもたくさんいましたが、最近はあまり見なくなりました。
<叢生歯列の原因>歯の大きさや数に対して、顎の骨が小さくて歯が並ぶ充分なスペースが無い場合に起こりやすい不正咬合です。

(5)過蓋咬合(かがいこうごう)

 過蓋咬合(かがいこうごう)とは、上の前歯が下の前歯に深くかみ合わさっている状態のことです。中には下の歯が全く見えない程の、かみ合わせが深い歯列もあります。 

(6)上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

 上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)とは、上顎・下顎ともに前に突き出ている状態のことです。外見上も口元が出ているように見える歯列のことです。

(7)交差咬合(こうさこうごう)

交差咬合(こうさこうごう)とは、左右いずれかの奥歯もしくは前歯が横にずれているかみ合わせの状態のことです。<原因>指しゃぶりが長く続いていたこと など

(8)正中離開(せいちゅうりかい)

正中離開(せいちゅうりかい)とは、「空隙歯列(くうげきしれつ)」・「すきっ歯」とも呼ばれています。歯と歯の間にスペースが出来てしまっている歯並びのことです。
★学校保健法で不正咬合と判断される基準…上の左右中切歯の間に6㎜以上のが空隙がある歯列とされています。
<原因>叢生の反対で、顎の大きさに対して歯が小さい場合・先天的・後天的も含めて、歯の数が足りない場合に起こりやすい不正咬合です。

(9)切端咬合

上下の前歯の先端どうしが真っ直ぐにぶつかっているかみ合わせのことです。
<原因>舌の癖や口呼吸・あごの骨の成長パターン異常のために起こりやすい不正咬合です。 

 

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今回は『歯列矯正編①』について記事にしました。
不正咬合の種類が9つもあるの!?と驚かれた方もいらっしゃるかと思います。
当てはまる不正咬合があるな~って方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は(4)と(5)が当てはまるタイプの不正咬合で、歯を見るのが嫌でした。
親知らずが矯正した後の歯にも影響する話も聞き、抜歯することを決意したのです。

歯並びが悪いと感じる方・かみ合わせが気になる方・口を開けて笑うことに抵抗を感じる方は、将来のことを考えて矯正歯科医院で相談してみるのもいいと思います。

次回は、続きの「歯列矯正編②」を記事にします。                    また「peach's blog」をのぞきにきていただければ嬉しいです♪

長い記事でしたが、お読みいただきましてありがとうございます

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