peach's blog

障がい者の目線でいろんな記事を書いています。

〝白杖〟ってなに?①

こんばんは!peachです。7月になりましたね!!

あっついですね・・・脱水症状にならないように水分はこまめに取ってくださいね。

前回の記事では、〝社会的障壁〟について書きました。なるほどね、理解できた~と思う方がいらっしゃればいいなと思います♪まだ見てないよって人はぜひご覧いただければ幸いです!

前回の記事はこちら↓ 

peach8888.hatenablog.com

みなさん、街や駅で白い杖を持って歩いている人を見かけたことはありますか?

 

 

◇目の不自由な人をサポートする〝白杖(はくじょう)〟

聴覚に障がいをお持ちの人が補聴器を使用するのと同じように、視覚に障がいをお持ちの方が使用するサポート器具なんです。白杖(はくじょう)といいます。

ちなみに、まったく目が見えない状態のことを全盲といいます。そして、視野が狭く見えづらい状態のことを弱視視野狭窄(しやきょうさく)といいます。彼らは視覚障がい者と言われます。

道路交通法では、視覚障がい者白杖を持つことを義務付けています。なので、全盲だけでなく弱視視野狭窄の方も白杖を使用していることを理解してあげてください。

目がよく見えない状態で、車が多く走る道路や段差が多くある街中を歩くのは怖いですよね。彼らにとっては大変なことです。白杖は彼らを危険から守ってくれる存在です。なので、街や電車で見かけた時は白杖を邪魔に思わずに温かい目で見守ってあげてくださいね。

白杖を持った人が困っている様子を見かけたら、優しく声をかけてあげてくださいね。以前に駅の構内で、白杖を持った人を若い男性が階段まで誘導して感謝の会話をしているのを見かけました。優しい人にサポートしてもらえて良かったなと思いました。

 

長くなりましたので、〝白杖〟ってなに?② に続きます。良かったらまた覘(のぞ)きにきてくださいね~♪

 

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一人でも多くの方に『白杖』を知っていただければいいなと思っています。

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〝社会的障壁〟ってなに?

こんばんは!peachです。

前回、2016年4月に施行された『障害者差別解消法』という法律があります!という記事をかきました。

前回の記事はこちら↓

peach8888.hatenablog.com

みなさんは、〝社会的障壁〟って言葉を耳にしたことはありますか?

実は障がいをお持ちの方達は、障がいを持たない人達よりも、普段の生活や社会生活でさまざまな制限を多く受けやすいのです。

「障がいをお持ちの方にとって社会で暮らしにくい、生きにくい」という環境もあります。

何も障がいがない人からするとイメージしにくいかもしれないですね。

 

◇障がいを持つ方が困ること

【早口でわかりにくい説明】

聴覚に障害をお持ちの方は、音に対して不自由しています。補聴器があっても、発音を聞き取れない人もいます。文章が苦手な人もいます。口を小さく開けて早口で話す・まわりくどい説明をする・筆談をしないといったことをされると困ります。

【建物、施設】

身の回りには、建物や施設が多く建ち並んでいますが、急な階段があったり、段差があってスロープがなかったり、車椅子用のトイレが少ないといったところもあります。これらは、四肢に障がいをお持ちの方にとっては不便です。

【制度】

例として、医療制度を十分に説明して納得してもらう努力をしないで、本人が納得しないまま入院や手術をさせられたり、周囲の勝手な判断によって教育制度に制限がかかることなどは辛いことです。これは障がいを持たない人でも嫌ですよね。

【慣行】

障がいがあるから結婚式や葬式など行事に呼ばれないというような、あきらかに障がい者を避ける習慣や風習などがあてはまります。仲間外れに近しいので疎外感を抱きますし、悲しくなります。これも障がいを持たない人でも嫌ですよね。

【観念】

障がい者に対する差別的な考え方です。例えば「障がいをお持ちの方は自動車を運転しないほうがいい」とか、「障がいをお持ちの方は施設や病院に閉じ込めるべき」というような考え方が当てはまります。昔はこのような差別的観念が強かったです。

 

上に挙げたことはほんの一部ですが、これらによって障がいをもつ人たちが生活を送るうえで行動に制限を受けることは〝社会的障壁〟になります。

 

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一人でも多くの方に『社会的障壁』を知っていただければいいなと思っています。

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『障害者差別解消法』を知ろう!~不当な差別的取扱い 編~

おはようございます!peachです。

みなさん、『障害者差別解消法』という法律があります。ご存じでしたか?

平成25年6月に制定され、平成28年4月1日から施行されました。

2ヶ月前に施行された法律なので知らない方も多いと思いますし、どうして出来たの?どんな内容の法律なの?と首をかしげる方もいらっしゃると思います。

この法律が出来た理由は、「不当な差別的取扱い」の禁止と「合理的配慮」の義務を求めるためです。

障害者は、差別を受けている・配慮してほしいと感じることが多く、大変な思いをしていることをご理解いただければと思います。

今回は、「不当な差別的取扱い」についてです。

 

◇「不当な差別的取扱い」の禁止とは?

障害者差別解消法』では、役所・企業・お店側が、障害を理由にサービスの提供を拒否・制限・条件付ける等の差別的な取扱いをすることは、正当な理由がない限り禁止しています。

 ※役所とは国の行政機関や地方自治体など。

※企業・お店とは民間事業者や個人事業主、非営利団体など。

 

聴導犬盲導犬は公共機関での入店や同伴を認められていますが、入店や同伴を拒否した場合、「不当な差別的取扱い」となります。

そして、アパート等の賃貸契約拒否も「不当な差別的取扱い」です。禁止されていますので、大家さんや不動産業界にお勤めの方はご注意下さい。

 

◇差別的取扱いにならない対応とは?

車いすの女性が、女性の友人と一緒にランチにお店へ行きました。

ランチを食べたいお店の入り口には階段があり、車いすを友人の女性一人で運ぶことは出来ません。

友人は店員さんに運ぶことを手伝ってもらえますか?とお願いしました。

店員さんは、「お店が混んでいて人手が足りないので・・また、店内も狭く他のお客様の迷惑にもなりますので、車いすでの入店は厳しいです」と言いました。

実はこの対応も障害を理由とした差別に当たり、「不当な差別的取扱い」となります。

では、どのような対応が良いのでしょう?

 

『障害者差別解消法』を知ろう!~合理的配慮 編~ に続きます。

 

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熱中症対策~〝経口補水液〟の作り方~

おはようございます!peachです。

梅雨入りしてだんだん蒸し暑くなってきましたね~。

今後、日中の気温上昇に伴って冷たいお水やジュースなどを飲む機会が増えますね。

熱中症は子どもからお年寄りの方まで幅広い方がかかる可能性があります。

これから迎える本格的な夏の間に熱中症にならない対策の一つとして、とある飲み物を作って飲むことで気をつけることが出来ます。

その飲み物は〝経口補水液〟といいます。大量の汗で脱水状態になりやすい時に飲むのがおすすめです。

 

経口補水液の作り方

経口補水液〟はお家にある調味料で作ることが出来るので、すぐに作れます!

 

 

 

<準備する物>

お水・・500mL 砂糖・・20g 塩・・1.5g

<作り方>

①ペットボトルに入った500mLのお水のうち、少量をコップに注ぎます。

②ペットボトルのふたを利用して砂糖をコップに入れます。なお、ペットボトルのふたに砂糖を入れて、すりきりで3杯が20gの目安になります。

③塩1.5gをコップに入れて、なかなか溶けないのでよくかき混ぜます。

④砂糖と塩が入ったコップのお水をペットボトルに加えます。

⑤しっかりふたを閉めて、よーく振ります。(シャカシャカとシェイクします)

⑥出来上がり!

 

この経口補水液はあまりおいしくはないようですが、飲んだ時に「おいしい」と感じたら少し脱水症状になっているサインだそうです。お気をつけ下さい。

 

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自分の身を守ろう!

こんにちは!peachです。

今、SNSが身近なツールとして多くの人たちに利用されています。

LINE、FacebooktwitterInstagram・・・。

つぶやきやいいねなどを通じてつながる世界もあります。

一方で、顔が見えないつながりになることもあるので注意も必要です。

このSNSを含めて、トラブルになったり不快な思いをしたら、早めに相談することが大事です!!

遅くなると問題解決に時間がかかったり、手遅れになることも考えられます。。。

 

◇全国の各自治体にある相談窓口を知っておこう!

相談窓口をご紹介しますので、参考にどうぞ。

①女性センター…女性問題に関する相談窓口です。詳細はこちら→

http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/06.html

男女共同参画センター…詳細はこちら→http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/06.html

③配偶者暴力相談支援センター…配偶者からの暴力全般に関する相談窓口です。

詳細はこちら→http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/06.html

 

※それぞれ違うページに飛びます。

 

◇法的支援機関『法テラス』

国が設立した、日本司法支援センターとして存在する『法テラス』は、国民が法的なトラブルに見舞われた際に、問題解決のための適切なサービスや情報を得られます。

経済的に余裕のない方を対象に、弁護士や司法書士による無料法律相談を行っておられるそうです。メールでのお問い合わせも出来ます。

公式法テラスホームページ→http://www.houterasu.or.jp/

 

悩みをかかえている方が周りにいらっしゃいましたら、ここに相談できるよ~と教えてあげてください。

 

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さまざまな人がいる世の中です。一人でも多くの方に知っていただければいいなと思っています。

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3月22日(火)放送【ハートネットTV】~自転車 藤田征樹選手~

こんばんは!peachです。

自転車競技で日本のエースと言われる藤田征樹選手(31)は、リオパラリンピック出場選手であり、北京・ロンドンと2大会連続でメダルを獲得しています。去年はロードの世界王者になったそうです。すごい経歴をお持ちですね!!

藤田征樹選手は、19歳の時に交通事故で両足の膝下を切断することになってしまったのですが、わずか2年後には義足を履いて本格的に競技を始めたそうです。

 

 

当時、世界でも例がなかったといわれる両足義足の開発で、試行錯誤を繰り返しながら目指したのが、”自転車をこぐのに最適な義足”だそうです。また、義足を使いこなすために強じんな体と技術を身に付けた藤田征樹選手に密着した放送になっています。

*【ハートネットTV】放送時間:20時00分~20時30分までやります*

さまざまな障がい者がいる世の中です。両足義足の人の生き方で少しでも何か感じ取りながら、ご覧になっていただければいいなと思っています。

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『歯』について知ろう!~歯列矯正編②~

こんばんは!peachです♪

前回は、私たちの『歯』の不正咬合のことを記事にしました。
そして、私が不正咬合を治すために歯列矯正をしていることも明かしました。
今回は、『歯列矯正』の紹介の続きです。

*前回の記事はこちら↓

peach8888.hatenablog.com

今日は歯列矯正編②』です。『歯』の健康の為にお読みいただけると嬉しいです♪ 

 

◇不正咬合の原因

 1.遺伝

子どもの顔や体格が親に似るのと同様に、歯列についても親からの遺伝を受ける場合があります。

2.虫歯や歯周病

虫歯や歯周病によって歯を失うと、その両側の歯が次第に移動して来たり傾斜して来たりします。これは永久歯だけでなく乳歯についても同様のことがいえます。
乳歯だから、といって虫歯を放置したりすると、その下にある永久歯も影響を受けて、歯列が乱れる原因となります。

3.生活習慣

食事の欧米化により柔らかい食事が増えて、噛む回数が減ると顎が充分に発達しないため顎の骨の大きさに対して歯の大きさが過大になり、叢生となるケースがあります。
開咬の部分でも触れていますが、幼少期の指しゃぶりが開咬や上顎前突といった不正歯列の原因となる場合もあります。

4.病気など

先天的に歯の本数が足りない場合や、アレルギー性鼻炎などによって鼻呼吸が出来ずに口呼吸をすることによって、不正咬合となる場合もあります。

◇体に与える影響 

 1.虫歯や歯周病になりやすい

不正咬合によって歯がデコボコに生えてくると、歯磨きがしづらくなり、清掃が行き届かず虫歯や歯周病へと発展してしまうことがあります。

2.引っ込み思案・消極的になる

歯並びの悪さが気になり、人前で話したり笑うことを避ける・発音が不明瞭であることから人前で話すことを避けて人との交流の場から遠ざかってしまうことをいいます。
顎の骨格・口元の突出などの外見にコンプレックスを持ち、人前に出たがらなくなることもあります。

3.消化への影響

「歯」は「食べる」という行為で重要な役割を果たしています。前歯で咬みきる・奥歯ですりつぶして充分な量の唾液と混ぜることで、胃への負担を軽減し消化を助けます。不正咬合によってこの「咬む」ことが適切に行われないと、消化不良などを引き起こします。

4.その他

中高年の方の場合、歯を歯周病などで失ってしまって、その治療のためにブリッジをかけようと思ったが、ブリッジをかける歯が傾斜していてまず歯列矯正を行うはめになった、ということが起こることがあります。
失った歯のかわりにブリッジをかけて歯を固定するためには、正常な生え方をした歯が必要なのです。歯周病で歯を失わないことが一番重要です。

子どもの場合、転んだ拍子に歯が口の中を傷つける・歯が折れるということがあります。今の子どもは転んだ時に手がでない、というのも一因のようですが、永久歯が折れたりしたら二度と生えてきません。上顎前突の人は注意が必要です。

 

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今回は『不正咬合の原因&体に与える影響』について記事にしました。
現在、虫歯や歯周病にかかっている方は、すぐに歯科医院へ行って治療するのをおすすめします。また、お子さんで乳歯が虫歯の場合も、治療して永久歯に影響がないようにしてあげてください。
かたい食べ物と柔らかい食べ物をバランスよく食べたり、食後の歯磨きを丁寧にやることで、美しい歯作り・虫歯や歯周病の予防につながります。

次回は、続きの「歯列矯正編③」を記事にします。                    また「peach's blog」をのぞきにきていただければ嬉しいです♪

長い記事でしたが、お読みいただきましてありがとうございます

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